2014年5月27日火曜日

ノルドとクマと時々オオカミ

Valiant Nord Bow という弓のMODです。上弭のクマがかわいいですね。
Nexusでダウンロードできます。
http://www.nexusmods.com/skyrim/mods/54007/?




ガルマルさんに代表されるようにストームクロークはクマの意匠が目立ちます。

ノルド刻印の兜もクマですね。

 ウルフリックの父親も「イーストマーチの巨熊」と呼ばれた首長でした。(上級王だっけ?)
 なぜ、ノルドはクマにこだわるのでしょうか?


ここから先はゲームと現実の話がごっちゃになってます。

 そもそも、熊信仰というものは古くからあるもので珍しくはありません。もちろん、熊の生息地近辺に限られますが。
 フィンランド神話では熊がフィン族の祖先の化身と考えられていました。
 ギリシャ神話に登場する狩猟の女神アルテミスは熊と係わり合いの深い女神です。
 アーサー王も熊に縁が深くアルトリウスもアルテミスと同じく熊(アルト)が語源にきます。
 ネアンデルタール人も熊を信仰していたと言われています。

 北欧神話に登場するベルセルク(バーサーカー)の語源は、古ノルド語で「熊の毛皮で作った上着を着た者 」という説があります。

 まさにガルマルさんですね。
 ストームクローク側でクエストを進めて手に入れることが出来る装備もガルマルさんと同じような熊の兜です。

 ベルセルクが熊なら、狼はウールヴヘジンです。双方ともに、戦闘時には野獣になりきって戦ったと言われています。
 これはウェアベアやウェアウルフの様ですね。というか伝説の元になったのが上記の二つでしょう。
(あとガッツの呪われた甲冑もこれが元になっているかと)

 スカイリムには名前に熊や狼の意味が含まれる方が多くいます。
 ベルセルクほど極端ではなくてもスカイリムのノルドは熊や狼の力にあやかろう、自分のものにしようという考えがあったように思います。

 あいかわらず取り留めのない話になっているので今日はこの辺で。

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