2017年6月26日月曜日

似非プレイ記 盗賊ギルド19 希望の兆し

※ 盗賊ギルド関連のクエストのプレイ記ぽいものです。冗長や省略が多々あります。




 パインウォッチの地下の山賊のアジトへ続く通路を降りていくと広い空間に出た。
 元は古代ノルドの遺跡だったのだろうが足場が組まれ、足場の上には山賊が見張りに立っている。
 足場の下は山賊たちに襲われた犠牲者の死体やガラクタが散乱している。

 足場の上を見つからずに進むのはさすがに面倒なので足場の下を進んでいく。
 普通の洞窟とかじゃなくて遺跡なら他にも足場に登れる場所があると踏んでのルート選択よ。

 思った通り広間から奥の通路に入る前に足場の上に出られる場所があった。
 そこからさらに奥へと進んでいく。

 しかし、ここまで罠と呼べるようなものは一切なかった。
 まだまだ奥深くにリゲル・ストロング・アームがいるということだろうかと考えているとテーブルについた山賊たちの会話が聞こえてきた。

「罠を避けて先に進むのは無理だと言ったんだが、耳を貸さなかった・・・」
「愚かな計画だった。リゲルの怒りは収まらず彼の悪口でさえ口に出すことを許さない」
「ああ、彼女はまたトラップを増やしたのね・・・亡き友に黙祷だわ・・・」

 断片的にしか聞こえなかったが、おそらく山賊の仲間がリゲルの宝を盗もうとして罠にかかり死んだのだろう。
 山賊同士の仲間割れはどうでもいいけど、罠を増やしたとなるといずれ厄介ね。

 テーブルで話をしていた山賊たちをやりすごし奥へと続く通路を進むと、壁にメモが短剣によって串刺しにされているのを見つけた。
 メモを読んでみるとリゲル・ストロング・アームから山賊たちへの警告文だった。リゲルの怒り具合が充分に伝わる文だけど、それよりも重要なのは"宝の部屋"という単語。
 リゲルが宝の部屋に奪った収集品を全て納めているなら銀の金型もそこにあるはずね。

 さらに奥の山賊たちの寝床を過ぎると、いよいよリゲルの部屋らしき場所にたどりついた。
 部屋の中には大量の鳴子が設置されていて配下の山賊を寸分たりとも信用していないことが改めて伺えた。

 リゲルはベッドで熟睡していた。
 私は、寝ている者を起こさずに鎧も服も盗むことも容易い盗賊ギルドだ。わざわざ起こすなんて事はしない。
 まあ、今回は鎧は勘弁してやって必要な物だけ盗むとしよう。宝の部屋の鍵だけね。

 リゲルの部屋から宝の部屋までも罠が仕掛けられていたが、やはり山賊程度が仕掛けた罠という事か難無くかいくぐり宝の部屋へとたどり着いた。

 宝の部屋の中、宝の山のすぐ手前にまで罠を仕掛けてるのは感心するけれど、盗賊ギルドの新入りでも引っかからないわよこんなもの。

 宝の山の中からエンドンの銀の金型を見つけ出した。 ついでに行き掛けの駄賃とばかりに、私は宝の山から手ごろな宝石や金貨を物色すると懐に入れた。
 さすがに全て持っていくには重すぎるからね。
 さて、目的のものは手に入れたしマルカルスのエンドンのところへ戻るとしますか。

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