でも、製作者側はそういうフレーバーで作ったキャラなんじゃないかなと思っています。
参考にさせていただいたサイト様(敬称略)
長靴が履きたいネコ
Skyrim Library
ネレヴァリンですが、言わずと知れたTESⅢのプレイヤーキャラ・・・とまでは知ってても実際にプレイした人じゃないと詳しい事は知らないんじゃないかなと
(某動画サイトで不老不死ってコメントされてましたし)
という事でネレヴァリンがどういった存在だったのかという説明をしようと思ったのですが、いかんせん私も忘れている事が多いと思ったので長靴が履きたいネコさんを読んでおさらいしました。
かなり私見の入った内容ですが書いていこうと思います。
さて、このネレヴァリンと呼ばれる人物はチャイマーの英雄にして指導者ネレヴァルの生まれ変わりと言われています。(おそらく大抵のプレイヤーには前世の記憶はありませんが)
そして生まれ変わりの証明としていくつかの条件がネレヴァリン教団に予言として言い伝えられています。
その条件でまずTESⅢの主人公に当て嵌まるのは、"よそ者"である事と"出生のはっきりしない孤児"である事です。
"よそ者"という事はネレヴァリンとはダンマーではないのかと思いがちですが、ヴァーデンフェルに着いて間もない頃に
「ここではよそ者は好まれない。帝国生まれのダンマーならなおさら」
みたいな事を言われた記憶があるのでダンマーであっても"よそ者"として扱われます。
逆に、「ネレヴァルの生まれ変わりならダンマーじゃないの?」と考える人も居るかもしれませんが、 チャイマーがアズラ様に呪いをかけられてダンマーになったのはネレヴァルの死後の話なのでダンマーとして生まれ変わらなければいけない所以はありませんね。
つまり、ダンマーであってもなくてもネレヴァリンである可能性はあるという訳ですね。
この条件に合う人物がTESⅢの主人公であり、他にも"出生のはっきりしない孤児"が当時の皇帝ユリエル セプティムによって数多く送り込まれていた様です。
皇帝が何を思ってネレヴァリン候補者を送り込んでいたのか、その意図ははっきりとは分かりかねますが(私が失念しているだけかも)ネレヴァリン教団の言い伝えの中に「ネレヴァリンがダゴス ウルとトリビュナルを排除する」(かなり要約と抜粋)という部分があるからではないかと思います。
上記の二つの条件を満たしてヴァーデンフェルに送り込まれたTESⅢのプレイヤーキャラですが、以降はバルモラという街でシュガー臭い半裸の上官の下でブレイズとして活動していきます。
ま、そこら辺は割愛で。
ブレイズの任務だか雑用だか分からないクエストを進めていくとアッシュランダーの集落で予言に関する話を詳しく聞くことができ、ネレヴァリンの条件が分かります。
そしてヴィヴェクシティの司祭Mehra Milo の導きによってアッシュランダーからすらも失っていた予言を知ることが出来ます。
余談ですが、この司祭のMehraってダンマーですけどインド系の苗字みたいですね。
メヘラと読むみたいです。
ネレヴァリンの条件ですが、分かる部分だけ勝手な解釈で簡単に説明していきますと
"出生のはっきりしない孤児"
"病にかかる事無く老いることも無い"
"アズラ様の神殿で「月と星」を得る"
"五大家の中の三家から指導者として認められる"
"アッシュランダーの部族のうち四つからネレヴァリンとして認められる"
"ドゥーマーの祭具を手に入れる"
"アクラカーンを壊す"
こちらは失われた予言から
"竜(帝国の紋章)の生まれで遠き星がしるし"
"レッドマウンテンの奥深くで七つの呪いを克服する"
"キーニングを使ってダゴス家の企みを打破する"
色々とアレな説明ですが、メインクエストを進めていけばこの条件を満たしていくことが出来ます。
一つ目は既に書きましたね。
二つ目、ダゴス家の拠点のひとつを潰した際にコープラスという呪いとも言える病気に罹り、その症状のみ抑えるという薬の影響でクリアしました。
しかし、不死ではないので外傷などでは死にます。
三つ目、アズラ様の神殿でMoon and Starという指輪を貰いました。
四つ目、五つ目はそのままですね。五大家の方は、テルヴァンニ、レドラン、フラールの三家でした。
六つ目、サンダーとキーニングとレイスガードを手に入れました。
七つ目、アクラカーンとはロルカーンの心臓を埋め込まれた人工の神です。
ドゥーマーの祭具を使ってロルカーンの心臓を壊しました。
八つ目、よそ者という事ですね。ちなみにここの一文にドラゴンボーンという言葉が出てきますが、単に帝国生まれとか帝国の人間という意味に解釈されています。
ひょっとしたらドヴァキンだったのかも知れません。
九つ目、七つの呪いは説明すると長くなるので割愛しますが、ブライトやコープラス、主人公の見る悪夢やスリーパーズなどの事です。
最後のものは七つ目と同じ意味ですね。
また、ゲーム内の書籍「レッドマウンテンのネレヴァル」「レッドマウンテンの戦い」によれば、アズラ様がチャイマーに呪いをかけてダンマーに変容させた際に
「ネレヴァルを生まれ変わらせて正しい状態を取り戻させる」
「英雄であり誓約に忠実なネレヴァルが裏切りを罰するため、そしてそのような不敬な知識が2度と神の意思に背かないよう、戻って来る」
と言ったと書かれています。
ヴィヴェク、アルマレクシア、ソーサ シルを排除してアズラ様、ボエシア、メファーラの三神信仰に戻させるという意味でしょう。
こちらはDLCのTribunalと小説版の方で語られていますが私はTribunalはまだ途中までしかプレイしていないのと小説版は読んでいないので分かりません。
とはいえTESⅤSkyrimのDLC DragonBornで奪還せし神々について聞くことができます。
他にもサブクエストやDLCで奴隷の解放をしたり闇の一党を壊滅させたり狼男になったりハーシーンと戦ったりなどありますが、全ては書ききれません。
ネレヴァリンは、ヴィヴェクと同時期に消えて以降は生死も行方も分からない状態になっています。
病気に罹る事無く、老いて死ぬことも無いので200年後の世界でも生きているかも知れませんね。
(レイスガードなしでサンダーを装備すると3秒くらいで死にますが)
TESⅤのウィンターホールド大学でアーニエルのクエストを進めるとキーニングを手に入れることが出来ますが、その性能は見るも無残なものとなっています。
偽者である可能性もありますが、アーニエルがあんな事になったのでおそらく本物なのでしょう。
アーニエルが次回作でシンデリオンの様な登場をしない事を祈ります。
取り留めの無い感じの話になってしまいましたが、ぜひTESⅢ Morrowindをプレイしてネレヴァリンを体験していただくか「そんな時間とれない」という方は長靴が履きたいネコさんを読んでいただきたいと思います。
長靴が履きたいネコさんはプレイ日記としてとても面白いです。
今日はこの辺で。
セールは続いていますが、$19.99と$35.99になっていました。
12月4日までのようです。
M
MorrowindをプレイしてからSkyrimをプレイするとセロに会った時に
返信削除「お、オマエがこの世界のオレかー」みたいに親近感をもってしまいます。
「Vivecどこ行っちまったんだろうねー」とか聞きたくなったりもします。
カニス茶のオヤジを見た時は「あれ?オマエ、オレが殺さなかったっけ?」とかね。
ネレヴァリンやクヴァッチの英雄だったプレイヤーがニヤリとしたり考え込んだり
削除そんな所もTESシリーズの楽しみですね。